「ドイツ語を始めたいけど、ドイツ語って難しそうだし本当にできるかな…。」このページを開いた読者はそう思っているかもしれない。
ドイツ語を一度本気で勉強したことのある僕に言わせてみれば、ドイツ語ってそんなに難しくない。単語も構文も英語に非常に似ているため、最初の文法さえ乗り切れば習得は容易だ。
今回はドイツ語初心者のために、０から確実にドイツ語の基礎を固めるための参考書を紹介していく。
文法編
「ドイツ語の文法は難しい」と言われることも多いが、順を追って少しづつ覚えていけば確実に習得できる。さらに英語との文法的な類似などに着目しながらやっていけば、楽しく学習を進めていけるはず。
ゼロから始めるドイツ語―文法中心・新正書法対応
初歩を固めたい・少しドイツ語が興味があるといった人のドイツ語学習の一冊目としておすすめの文法書だ。
英語と一緒に学ぶドイツ語
英語が得意でドイツ語をゼロから始めたい人や、文法理解を深めたい・ドイツ語の文法で一度つまずいてしまった人などの副読本として最適だろう。
英語との共通点を理解することでドイツ語は身近な言語になるはずだ。単語編
超基礎単語は文法書に乗っているものをまず覚え、その後に単語超に取り組む。こちらも英語との共通点を見出せるとどんどん覚えられる単語は増えていく。
最効率! 例文で覚えるドイツ語単語
CDもレベルが高く、目と耳でひたすらインプットをしていくのに適している
。辞書編
アクセス独和辞典（紙の辞書）
最重要語が赤字で大きな見出し語として紹介されていたり、活用表もその都度掲載されているなど、初学者に向けての配慮が非常にしっかりしている超親切設計だ。なおかつ掲載語数も十分あるため、この一冊をずっと使っていけるのが素晴らしい。
カシオの電子辞書 -エクスワード- ドイツ語モデル
電子辞書といったらカシオ。このドイツ語学習用のモデルには、上で紹介したアクセス独和・和独辞典のみならず、Dudenの独独辞典や「口で覚えるドイツ語」という例文暗記の参考書まで入ってる超お得な辞書になっている。
特に独独辞典はドイツ語を勉強すればするほど必要になってくる（特にドイツ語作文では独独辞典は欠かせない！）ので、ドイツ語をしっかりやりたい人なら必須のアイテムだ。このモデルは最新のものより少し古いが、その分お得。
カシオのドイツ語用データカード
番外編：オンラインサービス
『Amazonプライムビデオ』でドイツ映画を見る
映画鑑賞といえば、語学の王道だ。生の言葉に触れる機会というのは本当に貴重だ。一昔前なら、映画を見るためにTSUTAYAまでDVDを借りに行っていたものだが、今ならAmazonで無料で映画を見ることができる。
この『 Amazonプライムビデオ』はAmazonの有料会員向けのサービスだが、今なら３０日間無料体験をやっているため、無料で映画が見放題。もちろん、３０日以内に解約すればお金は一切かからない。
この『Amazonプライムビデオ』にも、多数のドイツ映画がある。ドイツ映画というと社会派な映画が多くなってしまうのだが、有名な映画『グッバイ、レーニン！』を筆頭に様々な歴史映画が揃っている。
体験は無料なので、とりあえず会員登録をしてみてほしい。正直、様々なおもしろい映画やドラマが非常に多く揃っているので、ドイツ語学習が手につかなくなってしまうかもしれないが、そうした苦情は受け付けていないのでご注意を。
Wadoku（和独辞典）
http://www.wadoku.de/?language=ja
オンライン和独辞典。あまり使い勝手や情報が充実しているわけじゃないので普段使いにはできないが、知っておいて損はない。辞書が手元にない時とか、ふとした時に使えるはず。
東京外国語大学言語モジュール
東京外国語大学のオンラインコンテンツ。この素晴らしいところは会話モジュールにドイツ・ウィーン・チューリッヒのドイツ語圏の主要都市の方言がそれぞれ収録されているところ。こうした方言に注目して勉強できる素材は非常に珍しい。ありがたく使わせてもらおう。
ネットで手軽に勉強したいという方にも、ドイツ語の復習や練習問題を解きたいという方にもおすすめ。ドイツ語学習をするのならば一度は目を通したいサイト。
最後に
今回紹介したのはどれもドイツ語学習者の間では定番のものばかり。これらのものを使いこなせば必ずドイツ語はあなたのものになるだろう。
さらにドイツ語能力を上げたい方のために、ドイツ語力をより上げるための参考書なども紹介していく予定だ。
